2010年3月14日日曜日

ヤーコンを食す(1)

常陸大宮市に土地があって、そこの草刈りをしてたら、隣の畑の婆さまから芋を頂いた。
最初、サツマイモだと思ってたらそうではなくて「ヤーコン」だそうな。何だか判らんけど「芋か」と思ってボンヤリしてたら、生で食べても良いし、スライスして乾燥しても良いし、キンピラにすると美味しいとのこと。

「生で食べても良い」とはどういうこっちゃ?とまず気が引かれた。大根を生で食べるとは「飢饉」の例えとして学校で習ったが、芋を生で食べるなんて話は聞いたことがない。サツマイモだってジャガイモだって、まずは煮るよねぇ。

ウィキペディアで調べてみたら、「甘くしゃきしゃきした、ナシの果実に近い食感を持つ」と載っている。ナシは好きだ。俄然興味が湧く。切り込んでみたら、普通の芋とは違って切り口が瑞々しい。そのまま食べてみると、なるほど旨い。旨いと言っても万人にお薦め出来るものではなく、味はとても淡白。大半の人は味がない、と認識するだろう。甘いと言っても果実のようなクッキリした甘みはない。強いて言えば甘みかな、といった感じである。野菜の甘みが判る人でないと食べられたものではないのではなかろうかなと思う。

とにかくアタシは旨いと感じ入ってしまったんだ。旨いんで刻んで一本食べちゃった。
それでウンザリするかと思ったが、次の日も食べたくなっちゃったんで、持続性のある旨さだと判った。水分があるし、腹に貯まらないので夜食に良い。

そうなると「スライスして乾燥しても良い」に興味が移る。
ヤーコンをスライスして乾燥して良くなってみようと思い立つ。

0 件のコメント:

コメントを投稿